25) 2回目の抗がん剤投与
2017年10月4日
いよいよ2回目の抗がん剤治療の日。
看護師が抗がん剤の点滴をセットする時、毎回必ず保護メガネとビニールの防護服を着用する。間違って抗がん剤が垂れたり飛び散ったりして皮膚に付着してしまうと、その部分が荒れたりただれたりしてしまうらしいのだ。そんな超強烈な液剤を血管の中に注入してしまうのだから、体が拒否反応しないわけがない。毒を以て毒を制す。オラの体よ、ごめん、頑張ってくれ! 抗がん剤も頑張ってくれ!
夜、早々にムカつきの症状が現れた。
10月5日
そしてまたアイツはやって来た。 抗がん剤治療をしたその晩にだけアイツはやって来る。アイツの名前は「あばれる君」。14) なんじゃこりゃ!異常事態勃発! - 働け!がん患者!(ゆっくり療養したいけど...)
しかし、前回とは少し様子が違うようだ。前回がスカイツリーだとするなら、今回は東京タワー。前回が「超々あばれる君」だとするなら、今回は「超あばれる君」。奴も少し大人になったのか?
数人から「どうでした今回は?」と聞かれた。「また出ました。」と答えた。
やはりこれは副作用なんじゃないかなぁ?それともオラだけ?オラは異常体質?それとも異常者?そんな「カラ立ち日記」でした。
10月6日、7日
昨日の朝もそうだったのだが、起きようとした時、すぐに目が開かなかった。目ヤニが少し多めに出てそのまま固まってしまったような感じ。数分かけて少しづつ目が開くようになった。
前回の治療後の状態を参考にすると、今日あたりから最悪状態になるはずなのだが、ムカつき、吐き気、しゃっくり、声がれ、食欲不振等々、前回を100とすると今回は90くらい。前回ほど酷くはない。あばれる君も前回ほどではなっかったように、だんだん抗がん剤に慣れてきたのだろうか。そしてだんだん抗がん剤が効かなくなっていくのだろうか。
(続く)