18) こんな○○いらない?
2017年9月13日
やっと抗がん剤の副作用から完全復活した感じ。
食欲あり、頭痛なし、吐き気なし、ムカムカなし、しゃっくりなし。
ただ少し、体のあちこちが痛い。ここ数日間、殆どベッドの上だったし、それに、この痛さは年齢のせいもあるのかもしれない。
元気になってくると、あれやらこれやらの不安も戻ってくる。「さーて、これからどうすんべ....。」って考えてしまう。こんな事で悩んでいる58歳ってあまり居ないだろうな、同年代のみんなはもうそろそろ退職金を貰って第二の人生の始まりだからね。こういう不安、公務員や会社員には理解できないだろうなぁ、まるで違う世界だからなぁ。
しかしま、レールから降りたのはオラだし、オラ一人で決めた事だから、責任はすべてオラにある。のかな?ってトコも少なからずあるんだけど、ま、そこらへんのところは、今日は横に置いとくべ。
例のアセモ(参照:11) これはあせも!? - 働け!がん患者!(ゆっくり療養したいけど...) )は相変わらず真っ赤っかの酷いまま。部分的にはピークを過ぎたのか、黒ずんで落ち着き始めたように見える所もある。この件で皮膚科の先生が病室に来た。
この先生は他の病院から週に何回かこの病院に来ているようだ。
「いつからこうなったのか」とか「痒みはあるのか」とか、そういった事は一言も問わず、ただ皮膚のカサブタを少し取って帰って行った。それだけ。
「元々、毎年アセモがすごいのですが、ここまで酷くなった事はなく...」なんて事を話そうとしたのだが、オラの話なんて聞こうとしない。何だかなぁ、かなり期待外れの先生でした。でもま、採取していった皮膚のカサブタでアセモの原因が解明されれば、それはそれでいいか。
それから数日後、やっとアセモも峠を越え、赤い部分は殆ど乾燥し始めて、黒くなりかけていた。オラの体はダルメシアン犬のようなブチ模様で覆われてしまった。
例の先生にまた診てもらったところ(診てもらったというより、ちょろっと見ただけだけど)、「もう治りかけているので大丈夫でしょう。」だって。え?それだけ?たったそれだけ?持ち帰ったカサブタの検査結果は?こうなった原因は?
こういうやる気の無い先生、たまに居るのよ。以前も、ある大学病院に居たのよ、似たようなヤツが。やんなっちゃうよ。怒鳴って一発殴ってやりたいけど、そこは大人だし、ましてや、オラぁおケツの穴の小さい小心者だから、それはできないし。怒りと悲しみだけが残って、心がモヤモヤしたまま、暫く過ごす事になるのよ。
「人のため」が面倒なら医者になるなよ。もともと、医者になりたくてなったんじゃないんだろうな、目の前の道をただ歩いていたら医者になっちゃったんだろうな。でも、人様の身体を預かるわけだから、こういう人には医者になってほしくないよ。一人で勝手にお医者さんごっこでもやっててほしいよ....。
(続く)